岐阜市野一色の岐阜県総合医療センターで18日、新棟となる南棟がオープンした。県内初となる放射線治療装置3台を導入するなど、がん治療機能を強化し、地域に高水準な医療を提供する。
スマホ見せてグルメ・買い物お得に 岐阜新聞デジタルクーポン新棟は鉄筋コンクリート造り(一部鉄骨造り)5階建てで、2021年12月に着工し、昨年11月に完成した。総事業費約85億円。
新棟に導入される放射線治療装置は「ラディザクトX9」(運用開始予定5月)、「バーサHD」(同10月)、「サイバーナイフS7」(同来年4月)で、いずれも県内初。高精度の放射線照射を可能とし、病巣周辺の正常な組織への線量を減らすことで、副作用を軽減できる。
今回の新棟オープンに伴い、遺伝子病理検査室が新設された。これまで外注していた遺伝子解析を自施設で行い、ゲノム医療の充実を図る。当面はがんなどの腫瘍を対象とするが、将来的には感染症や遺伝性疾患の検査、研究も見込む。
他に、新たに2部屋設けた手術室は、外部にウイルスなどが漏れない陰圧室とすることができ、感染症患者の手術で使用する。腎臓内科や精神科など一部外来も新棟に入る。
竣工(しゅんこう)式で、桑原尚志理事長兼院長は「他の医療機関と連携しながら、地域のがん医療の充実に取り組む」と述べた。















