岐阜県内の新型コロナウイルスの感染者が17日、324人と過去最多となった。同日は政府が県への2度目となるまん延防止等重点措置の適用を決め、岐阜市や大垣市など15市町では飲食店などに対する営業時間短縮の要請も始まった。驚きの声を上げる飲食関係者がいる一方、「人流が多いので、これだけの感染者が出たのは納得」と冷ややかな声も。過去最多の感染者、2度目の重点措置の決定-。新型コロナを取り巻く県内の状況が、新たな局面に入った。
かんたん検索! 岐阜県・東海のイベント お出かけ情報総合サイト「ぎふっと!」県内随一の繁華街、岐阜市の玉宮地区では、例年なら書き入れ時のお盆シーズンにも関わらず、人通りはまばら。午後8時を過ぎる頃には、ほとんどの店がのれんを下ろした。
◆人流多く、最多感染者数に「納得」
時短営業に切り替えた焼き鳥店「はち」(同市玉宮町)のオーナー加藤秀樹さん(47)は「急に感染者が300人を超えたので驚いている。6月末から少しずつ客足が戻ってきていたのでつらいが(時短要請に)従うしかない」とため息。同地区で飲食店6店舗を展開する経営者小野木浩司さん(60)は「ここ数日、人の流れが多かったので、324人の感染者が出たのは納得」と話した。
◆五輪強行した国「いい加減にして」
一方、厳しい声も飛んだ。長住町の居酒屋店長の40代男性は、時短要請に協力することをまだ決めかねているという。「国が五輪を強行したから感染者が増えた。店を閉めるのも開けるのも、行政が考えているほど簡単じゃない。協力金の額も足りないし、いい加減にしてくれと言いたい」と不満を漏らした。
◆若年層の楽観論「周りに陽性いない」
楽観論とも取れる見方も。若年層の感染増が際立つ状況だが、岐阜市中心部の商業施設に買い物に訪れた大垣市の高校2年の女子生徒(17)は「周りに陽性者はいない。私たちはお酒を飲みに来ているわけじゃないから大丈夫」とあっけらかんと話した。










