女子準決勝・岐阜各務野×伊吹=8年ぶりの優勝に笑顔を見せる佐々木(9)ら岐阜各務野の選手=小矢部ホッケー場

 全国高校総体「北信越総体2021」は18日、小矢部ホッケー場などで6競技が行われ、ホッケー女子の岐阜各務野が8年ぶり25度目の優勝を果たした。

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 岐阜各務野は準決勝で伊吹(滋賀)に7-0で大勝。今大会は大雨の影響で日程消化ができず決勝を実施しないため、同じく準決勝で勝利した石動(富山)とともに同時優勝となった。

 競泳では女子200メートル自由形の松崎江里子(帝京大可児)が6位。水球の大垣東は初戦の2回戦で敗退した。ボートは男子シングルスカルの林信壱(美濃加茂)と女子シングルスカルの兼松万綸(加茂)、女子かじ付き4人スカルの加茂が準決勝に進んだ。カヌーは男子スプリント・カヤックペアの八百津(大坪凌久、杉山涼)と男子スプリント・カナディアンシングルの村上大和(八百津)、男子スプリント・カナディアンペアの八百津(村上大和、井戸智哉)が準決勝に進出。ハンドボール男子の高山西は3回戦で香川中央に敗れた。

◆7点完勝、先制点含む4得点 エース佐々木がけん引

 最後まで貪欲に得点を重ねて夏の全国を8年ぶりに制したホッケー女子の岐阜各務野。全3試合で20得点、無失点とまさに圧倒的な力で頂点に立ったチームの中で、大一番でもその中心にいたのはやはりエースだった。先制点を含む4得点。勝利の立役者・佐々木里紗は「最高です」と笑顔を輝かせた。

 長尾美和監督が常々「彼女がいつ1点目を取ってくれるかが鍵」と語れば、佐々木も「一番こだわっている」と力を込めるのが先制点。準々決勝までの2試合に続き、この日も佐々木がチームに勢いをもたらした。

 第1クオーター5分、チームとして徹底した前線からのプレスを起点に、攻撃的右サイドバックの大塚みなみがボールを持つと、そのまま右サイドを駆け上がり、佐々木が走り込んだサークル内へ打ち込む。「自分が決めると決めていた」との言葉通り、こぼれ球をしっかりと押し込んで日本一への流れをつくった。

 その後も今チームの強みの一つである大塚を起点として右サイドから好機をつくり、佐々木が得意のタッチシュートを決めるなど大量7得点。主将の山蔵百音も「3冠に向け、まずは一つ目を取ることができて良かった」と喜びを口にした。

 今チームは3年生が中学3年時に、県代表として全日本中学生11人制選手権で優勝したメンバーを多数擁しており、「この1年も一度も負けたくない」と多くの選手が口をそろえる。「国体と選抜も勝って最強で最高のチームだということを証明したい」と言い切ったのが佐々木。まずはスタートラインに立った。