岐阜県と岐阜市は26日、県内37市町などで新たに計757人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。1日当たりの感染者は2日連続で750人を超え、25日の816人に次いで2番目に多い。感染者数が高い水準で推移する中、県は27日に飛騨圏域でも自宅療養を開始すると明らかにした。また、多治見市の90代女性の死亡が確認された。感染者は累計2万5394人、死者は計222人となった。
26日までの1月の感染者数は6456人に上り、月別で「第5波」が襲った昨年8月の計5901人を超えた。県独自の基準指標は、直近1週間の人口10万人当たりの新規感染者数が203・41人(26日時点)、病床使用率は54・9%(25日時点)、陽性率は17・0%(同)に上昇し、いずれも最も警戒が必要なレベル4相当。重症者はゼロのまま。
県内では今月22日、飛騨圏域以外の4圏域で自宅療養が始まったが、飛騨圏域でも宿泊療養施設の使用率が80%に達したため、自宅療養を開始する。飛騨圏域で自宅療養の措置が取られるのは初めて。25日時点の県内の自宅療養者は519人。宿泊療養施設の入所者は1348人。
クラスター(感染者集団)は新たに学校や福祉施設などで6件を認定した。このうち高山市の小学校では、児童24人やその家族ら計40人の感染が判明した。他に大垣市の保育園で園児とその家族ら計16人、多治見工業高校で同じクラスの生徒ら16人の感染が分かった。
拡大したクラスターは29件。うち恵那高校関連は14人増え、県内で過去2番目の規模となる160人となった。羽島市民病院は、25日までに入院患者ら4人の感染が判明して計25人となった。救急外来の休止を2月3日午後5時まで延長した。
県健康福祉部の堀裕行部長は「クラスターとなっていない施設でも感染が相次ぎ、広く社会全体に影響が出始めている」と、改めて感染対策の徹底を呼び掛けた。
羽島市と揖斐郡大野町は26日、それぞれ独自の「緊急対策宣言」を発出した。











