電気機器メーカーのタニカ電器(岐阜県多治見市上野町、谷口幸子社長)は、自社製品で初となる給茶機「Cutea(キューティ)」を開発した。飲料をコップに注ぐ際に深紫外線(DUV)を照射して殺菌する世界初の殺菌システムを搭載。非接触型の操作方式を含めて、コロナ禍で高まる衛生面のニーズに応える製品として小規模事業者を中心に販路を開拓する。
氏名や役職・部署名で検索!「岐阜の経済・人事情報 ポータル」特許出願中の殺菌システムは岐阜大と連携して開発した。菌やウイルスに効果があるDUVの発光ダイオード(LED)を、飲料とコップに約20~30秒間照射する。飲料を保管する内部タンクにもDUV-LEDを搭載したほか、本体に触れることなく操作ができる「ノータッチスイッチ」を採用。約2年前から開発に乗り出し、コロナ禍を受けて殺菌システムの導入や非接触タイプの仕様にした。
サイズは高さ1・27メートル、幅33センチ、奥行き49センチ。全国の事業所の約9割が従業員30人以下の小規模事業所なことやテレワークの浸透も踏まえ、流通している製品の3分の2程度の大きさに小型化した。軽自動車で運搬でき、複雑なパーツがないため組み立てやメンテナンスも容易という。小規模事業者や美容院、スポーツジムなどの需要を見込む。
担当者は「ニューノーマルの時代に求められる製品。コンパクトで衛生面に優れる製品として広めたい」といい、今後も自社製品の拡充を進める方針。










