「天然もの」いつから呼ばれ始めた? 提供店舗を全国調査
この天然もの。カメラマンの宮嶋康彦さんが2002年に出版した『たい焼の魚拓』で、一丁焼きを「天然もののたい焼き」と呼び、広まった。厳密には定義が決まっておらず、2枚を同時に焼けるものを天然ものと呼ぶ店もある。
スマホ見せてグルメ・買い物お得に 岐阜新聞デジタルクーポン全国的にみると、チェーン店の出店で、店舗数は増えている。東京都のたい焼き店「たいやきともえ庵」が2018年に行った調査によると、天然もののたい焼き店は同年9月時点で、25都道府県で154軒が営業していることが確認できた。前年と比較して24軒増えた。一方で、個人が営む「独立系」は、店主の高齢化などから廃業した店もある。18年以降、調査はしていないが、廃業する店、開業する店ともに年に数軒ずつあり、横ばいの状況だという。
地域別では、東京や大阪の都市部に集中。現存する最古のたい焼き店は、明治42(1909)年創業という東京都内の「浪花家総本店」。1975年に発売されたヒット曲「およげ!たいやきくん」のモデルになったといわれる。
人口に比べて多くの店が集まるのが三重県だ。ともえ庵の辻井啓作代表は「たい焼きは東京発祥との説が有力だが、三重県発祥の説もある」と語る。赤福や井村屋など、あんを取り扱う商品で知られるメーカーがあることが理由の一つという。
「旬」のたい焼きを味わって
たい焼きに旬があるとすれば、小豆の新物が出る10月から2月ごろという。福丸では変わり種も期間限定で出しており、岐阜市名産の枝豆を使ったものや、揚げたい焼きも並ぶ。
魚にも天然もの、養殖ものどちらも良さがある。まだまだ寒い日が続く。手軽なおやつとして、たい焼きの食べ比べを楽しんでみては。











