オンラインで行われた指定書交付式で、今後の取り組みへの期待を語る武田理校長=関市桐ケ丘、関商工高校

 関商工高校(岐阜県関市桐ケ丘)は31日、簿記・会計教育で、日本商業教育振興会と高崎商科大経理研究所(群馬県高崎市)による支援を受けられる「スーパー・アカウンティング・スクール(SAH)」の指定校に選ばれた。同校総合ビジネス科の生徒は日本商工会議所主催の簿記検定取得を目標とし、1年生は3級の全員合格を目指す。

 SAHの指定は2022年度から3年間。同校は指定を受けるため生徒の学習環境の充実などを盛り込んだ「日商簿記改革プロジェクト2022」を策定した。今回指定校になったことで、同振興会と同研究所が手掛けるウェブ教材「会計サポート」システムを導入。生徒は公認会計士による動画授業で予習や復習を行うことができ、個々の習熟にあった学習が可能になる。ほかに、検定取得に沿った資料や教材提供も受けられる。

 これによって、来春入学の同科の1年生は、日商簿記検定3級合格を目指し、2年では同科会計・進学(会計)コースの生徒が2級合格を目標に設定。3年では、1級を目指す生徒は県が行う上級学習支援プロジェクトに個別参加できる。同科の総合・流通・情報・進学(情報)コースの生徒も2、3年時は希望者は県の上級プロジェクトに参加できる。

 オンラインで行われた指定書交付式に同振興会の小島一富士代表理事と同研究所の渕上勇次郎所長らが出席。小島代表理事は「関商工高校の生徒の聞く姿勢は素晴らしい。成果が得られるよう支援していく」とあいさつし、武田理校長は「最先端の簿記教育を受講できる機会を得た。生徒の成長が楽しみ」と期待した。SAHの指定は県内では4校目。