新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、岐阜県高山市の全31小中学校で1日、午前のみの短縮授業が始まった。学校に滞在する時間を短くすることで、感染リスクを減らすのが狙い。市教育委員会によると、期間は4日までを予定しているが、状況によっては延長する可能性もある。
高山市では今年、1日までに累計458人が感染。学校関係では小学生80人、中学生23人、小中学校の教職員10人の計113人の感染が確認されている。
飛騨地域最多の全校生徒708人が通う北小学校(高山市桐生町)では、給食後の午後1時に、児童らが教職員らに見守られながら密にならないよう下校した。午後の授業は、タブレット端末を使ったり、宿題のプリントを配布したりして補う。平田誠校長は「子どもたちの安全を確保するという点で、この方法が最善。卒業式なども控えており、学校として基本的な感染対策を徹底したい」と話した。
一方、中学校では、高校受験が迫ってきていることから、原則3年生は授業を継続している。東山中学校(高山市松之木町)の伊藤英和教頭は「(短縮授業は)やむを得ない。進路の事で心が不安定になる上、コロナ禍でもあり、生徒の心のケアが必要になってくる」と話した。








