ライトアップされた剪定後のイチョウの大木=富加町加治田、光宗寺
クレーン車でつり下げられた台に乗って剪定する作業員

 岐阜県加茂郡富加町加治田の光宗寺は、境内に立つイチョウの大木の剪定(せんてい)を行った。細かく茂っていた枝が全て切り落とされ、すっきりとした印象に一変した。

 寺の山門近くに立つイチョウは樹齢約450年と推定され、樹高約25メートル、目通りの幹の周囲長は約4・2メートル。寺がこの地に移築される以前からあったとされ、「銀杏(ぎんなん)の木」として町天然記念物に指定されている。 剪定は、樹木の保護のため10年に1度を目安に行われ、今回は2日かけて実施された。クレーン車でつり下げた台に作業員が乗り込み、チェーンソーで細かい枝を切り落とし、切り口に防腐剤を塗った。

 イチョウの大木は寺のシンボルで毎夜ライトアップされている。辻良尚住職は「これで倒木や枝折れの心配がなくなった」と話した。