【張家口=岐阜新聞記者】五輪という大舞台は、やはり甘くなかった。スノーボード女子スロープスタイルの村瀬心椛。前日の予選で17歳らしからぬ堂々とした滑りで2位通過したが、決勝では3回とも最後のジャンプで果敢に攻めたものの着地に失敗し、ポイントを伸ばせず10位。憧れだった五輪最初の種目を笑顔で終えることはできなかった。村瀬は「悔しいの一言」と声を振り絞るが「この悔しさをばねにしたい。ビッグエアもあるので、気を引き締めて、次につなげたい」とすぐに前を向いた。
かんたん検索! 岐阜県・東海のイベント お出かけ情報総合サイト「ぎふっと!」予選は、強風の影響で、多くの選手が転倒したりバランスを崩したりする中、安定した滑りを見せた。決勝も気持ちの変化はなかったというが、1、2回目でポイントを伸ばせず、先に滑った選手たちが高得点を出す中、3回目は大技で逆転を狙わざるを得なくなった。
3回目、最後のジャンプで、縦2回転、横3回転半する大技「ダブルコーク1260」を繰り出すが、着地に失敗し、転倒してしまった。2回目の最後のジャンプではスピードが出て飛び過ぎてしまったといい「(3回目は)スピードを落とそうと思ったが落とし過ぎた。スピードの調整がうまくいかなかった」と唇をかんだ。
それでも前半の障害物の上を滑る「ジブセクション」では「かっこいい滑りができた」と手応えも口にした。次は14日に始まるビッグエア。「ビッグエアではW杯(ワールドカップ)で優勝できたので、五輪でも自分の滑りを出し切りたい。家族や支えてくれる皆さんに恩返しできる滑りをしたい」。幼い頃から抱く「五輪で金メダル」という夢の実現は次に持ち越しだ。






