導入したがん温熱療法機器=羽島郡笠松町、松波総合病院

 松波総合病院(岐阜県羽島郡笠松町)は、高周波によって腫瘍に熱を加えて治療するがん温熱療法機器「アスクーフ8」を1月に導入し、患者の治療を行っている。

 医療機器など製造販売の「庄内クリエート工業」(山形県)が開発した最新の温熱療法機器で、同病院によると岐阜県内では初の導入。

 がんの部位を狙って高周波を当て、加温することによって、42・5度以上の熱に弱いがん組織を壊死(えし)させる。目と脳以外の部位に適用でき、副作用が少ないという。治療時間は1回当たり40~60分。

 同病院がん治療センターの原武志センター長は「副作用が少なく、化学療法や放射線療法を併用することで、より高い治療効果が期待できる」と話した。