秋季岐阜県高校野球大会第4日は15日、河上薬品スタジアムなどで雨天順延となった大垣北公園の2試合を除く2回戦6試合を行った。中京(東濃1位)は五回コールドの12―0で岐阜高専を圧倒、美濃加茂(中濃・飛騨1位)も4―0で中津商に完勝し、好発進で3回戦に駒を進めた。
土岐商(東濃2位)は2―1で岐阜聖徳との接戦を制し、池田(西濃2位)は加茂農林を7―2で下した。長良(岐阜3位)は可児に8―0で八回、多治見工(東濃3位)は岐山に11―0の五回とそれぞれコールド勝ちした。
順延となった大垣北公園の①岐阜城北×大垣西②大垣養老×大垣商はそのまま16日にスライド。当初16日大垣北公園予定の①岐阜第一×高山工②大垣日大×岐阜は、土岐市総合公園に会場を移して2回戦10試合を行い、ベスト16がでそろう。
◆中京つなぎの打線が二回に本領発揮し、爆発
エース日比野脩平が制球に苦しみ、球数が多い。打線も緩いチェンジアップを打たされ三者凡退。二回表までのリズムに乗れない重苦しいムードを二回裏の攻撃で一気に断ち切り、打者13人の猛攻で9得点。中京が底力を発揮し、初戦を圧勝発進した。...