岐阜県と岐阜市は24日、県内38市町などで新たに580人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。感染者は5日連続で前週の同じ曜日を下回っている。また、岐阜市や海津市、養老郡養老町の70~90代の男女5人の死亡を確認した。感染者は累計4万9660人、死者は計265人となった。

 死亡したのは、岐阜市の70代と80代、90代の女性、海津市の90代男性と養老町の90代男性。死亡者の発表は12日連続。また、重症者は70代の患者が確認され、1人増えて10人となった。10人を上回るのは昨年9月24日以来、290日ぶり。

 月別の死亡者数では2月は現時点で40人で、過去最多の昨年2月の41人に迫っている。これまでの感染の波では、ピークから遅れて重症者や死亡者が増加する傾向にある。県健康福祉部の堀裕行部長は「年齢の高い患者の死亡が増えてきている。第5波と比べて第6波は感染者を母数としたときの死亡や重症化の比率は低いが、今回は感染者数が多いので、重症者や死亡者が増えている」と述べた。

 県が新たに確認したクラスター(感染者集団)は5件。高齢者福祉施設では各務原市で入所者や職員計23人の感染を確認した。このほか、海津市で6人、可児郡御嵩町で5人の感染が判明した。病院では岐阜市と各務原市で各6人の陽性が分かった。

 拡大したクラスターは17件。養老町の病院では3人増えて56人となった。県警察学校(関市)で発生したクラスターは、新たに研修中の警察官2人の感染が確認され、計24人となった。

 直近1週間の人口10万人当たりの新規感染者数は264.46人。23日時点の病床使用率は52.8%。自宅療養者は4626人、宿泊療養施設の入所者は513人となっている。