被災地の復興を願って、淡墨桜の苗木を植樹した会のメンバー=16日、石川県七尾市、能登島地区コミュニティセンター(三本木隆さん提供)

 元日の能登半島地震や9月の豪雨で被災した石川県能登地域の復興を応援しようと、本巣市根尾地域の住民有志でつくる「淡墨桜を守り広げる会」が今月中旬、石川県七尾、輪島市を訪れ、樹齢1500年以上と伝わる淡墨桜(国指定天然記念物)の苗木を植樹した。会の中には地震直後から支援に入ったメンバーもおり、事務局を務める三本木隆さん(70)は「淡墨桜が能登の力強い復興を見守ってくれる」と、何度も枯死の危機を乗り越えた桜に思いを託した。...