岐阜県と岐阜市は26日、県内37市町などで新たに計806人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。また、瑞浪市の90代女性といずれも大垣市で60代と80代の男性の計3人の死亡を確認した。死者は14日連続で確認されている。感染者は累計5万1316人、死者は計270人となった。

 県内の新規感染者数は、26日までの1週間で計5174人となり、前週比0・78倍となった。「1倍以下」で収束に向かうとされる。25日時点の病床使用率は48・1%と約1カ月ぶりに50%を下回り、県独自の基準指標でレベル3に下がった。

 古田肇知事は26日夜に開いた専門家会議の後、報道陣に「(感染者数は)高止まり感はあるが、ピークからじわじわと下がっている。特に高齢者の重症化や子どもの感染は引き続き十分注意して見ていく必要がある」と警戒感を示した。

 クラスターは新たに1件を公表。大垣市の保育園で園児40人とその家族27人、職員4人の計71人の感染が判明した。当初は一つのクラスから感染者が確認されていたが、延長保育の利用を介して別のクラスにも感染が広がったとみられるという。

 拡大したクラスターは17件。このうち養老郡養老町の病院関連では、新たに入院患者ら5人の感染が確認され、規模が64人となった。4件のクラスターは終息した。

 直近1週間の人口10万人当たりの新規感染者数は261・48人、重症者は9人。25日時点の自宅療養者は4487人、宿泊療養施設の入所者は474人となった。