新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、対応に追われる職員=24日午前、岐阜県各務原市那加不動丘、岐阜保健所
新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、対応に追われる職員=24日午前、岐阜県各務原市那加不動丘、岐阜保健所
新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、対応に追われる職員=24日午前、岐阜県各務原市那加不動丘、岐阜保健所

 新型コロナウイルス感染拡大の「第6波」が続く中、最前線で患者らに対応する岐阜保健所(岐阜県各務原市那加不動丘)は24日、報道各社に業務内容を公開した。県庁や市町から職員の応援を受け、受け入れ先が整うまでの患者の健康観察や感染経路の調査など懸命の対応に当たる職員は「使命感を持って何とかやっている」と話す。

 

 岐阜保健所は岐阜市を除く岐阜圏域の5市3町を所管。管内の感染者数は、第5波で1日平均80人程度だったが、第6波では200人ほどで推移。9日には270人まで急増した。

 感染拡大に伴い、岐阜保健所では人員を第5波ピーク時の69人から、現在112人体制に拡充している。普段は研修や健康運動指導で利用する部屋も使い、応援職員と共に、医療機関から届く感染者情報の管理や入院調整、自宅療養が始まるまでの健康観察、感染経路や濃厚接触者を調べる「積極的疫学調査」などを担う。

 一時は業務が日付をまたぐほど多忙だったが、早期に応援体制を整え、各担当で分業しながら当たる。現在は2班制を組み、午後10時には終えるようにしているという。感染が拡大しやすい学校や重症化リスクの高い高齢者福祉施設などを優先的に調査するようにして効率化を図っている。

 感染拡大の収束が見通せない中、健康増進課の井上玲子課長は「疲労もたまってきているが、使命感を持って何とかやっている。一人一人の患者やその家族を思うと、寄り添いながら丁寧に対応していかないといけない」と語った。住民からの感謝の手紙を励みにしているという。

 上村幸博副所長は「患者は的確に医療につなぎ、感染防止対策をしっかりやる。一日でも早く第6波が収まるよう頑張りたい」として、県民に改めて感染防止対策の徹底を呼び掛けた。