JAにしみの大垣市いちご組合の伊藤義隆組合長(右)の畑を見学するイオンリテールの中野直浩さん(中央)ら=大垣市北方町
地元で取れた新鮮なイチゴが並んだ売り場=大垣市外野、イオン大垣店

 岐阜県大垣市と養老町で栽培するイチゴが、2月下旬から同市外野のイオン大垣店で販売されている。生産者、同店の仕入れ担当、青果仲卸が連携し、より新鮮なイチゴを地元で消費する「地産地消」の取り組みとして始まった。JAにしみの大垣市いちご組合の伊藤義隆組合長(51)は「地元のスーパーに自分のイチゴがあるのはうれしい。安全安心のおいしいイチゴを届ける」と話した。

 両市町の生産者は12軒で「濃姫」や「美濃娘」、「とちおとめ」を栽培する。市公設地方卸売市場に出荷後、これまでは配送に日数がかかる遠方のスーパーで販売されることもあった。新鮮なイチゴを地元でより安定して販売しようと、イオンリテール東海カンパニー仕入れ担当の中野直浩さん(46)や、青果仲卸カネ井青果(岐阜市)の同市場駐在員、長谷川貴之さん(50)らの協力で実現した。

 今月には、中野さんらが伊藤さんの畑を訪問しイチゴ栽培の様子を見学。中野さんは「地元の商品は流通にかかる時間が短く新鮮でおいしい。良い商品をしっかりPRしたい」と話した。伊藤さんは「地元での販売で組合員のやる気につながる。新規就農者も増えてくれたら」と語った。