【ローマ共同】21日死去したローマ教皇フランシスコの一般弔問がバチカンのサンピエトロ大聖堂で23日に始まり、同日夜の時点で信者ら約2万人が教皇に最後の別れを告げた。イタリアのメローニ首相やタヤーニ外相も訪れた。ANSA通信などが報じた。
一般弔問は3日間で、25日の夜に棺を閉じる。26日に大聖堂の前の広場で葬儀が執り行われる。ローマ教皇庁は、葬儀当日から9日間の服喪期間を始めると発表した。
大聖堂周辺には長蛇の列ができた。ローマ近郊に住むダニエラさん(47)は「4時間並んだけど来て良かった。教皇の顔を見たら涙が出た」と話した。