5月11日の「母の日」に向け、世界的にも珍しい青いカーネーション「ムーンダスト」の出荷作業がピークを迎えている。成田空港に隣接する千葉県芝山町の作業場では30日、約20人のスタッフが生産地の南米コロンビアとエクアドルから空輸された生花の裁断や箱詰めを行った。
飲料大手のサントリーグループなどが開発し、1997年から販売。花言葉は「永遠の幸福」で、色の濃淡や咲き方が異なる8種類を展開している。母の日に合わせて約50万本が出荷され、全国の生花店などで購入できる。
販売を担うサントリーフラワーズの高田菜津子さん(29)は「唯一無二の色合いで、母の日の贈り物にぴったり」と話した。