千葉県は30日、勤務中に執務室内で女性職員のスカート内をスマートフォンで盗撮したとして、県土整備部出先機関の副主幹級の男性職員(53)を停職6カ月の懲戒処分とした。「スリルを感じたかった」と話している。この職員は過去にも盗撮での処分歴があった。
県人事課によると、2024年4月24日に盗撮し、同5月に女性が被害を申し出た。県警が性的姿態撮影処罰法違反の疑いで書類送検し、示談が成立したため、千葉地検が今年3月18日に起訴猶予とした。
男性は19年にも盗撮したとして、20年に停職3カ月の処分を受けた。