【ローマ共同】バチカン市国は4月28日、ローマ教皇フランシスコの死去で教皇が空位になったことを記念した切手を発行した。額面1・25ユーロ(約200円)から3・2ユーロまでの4種類。天使と2本の交差した鍵が描かれ、イタリア語で「使徒座空位」の文字が書かれている。
イタリアメディアによると、同様の切手を発行する習慣は1939年にピウス11世が死去した際に始まった。
バチカンの郵便局には切手を求める人たちの列ができた。イタリア南部サレルノから訪れたアンナさん(24)は「教皇が大好きだったので、思い出として大切にする」と話した。