【ワシントン共同】トランプ米大統領は4月30日、政権が手違いでエルサルバドルに強制送還した移民男性の処遇は「弁護士に任せている」と述べ、米国に戻さないのは自身の判断ではないと述べた。最高裁が帰還に取り組むよう政権に命じたが、トランプ氏は「われわれは法律に従っている」と語った。

 ホワイトハウスでの閣議で記者団の質問に答えた。ルビオ国務長官は、エルサルバドル側との協議の有無を問われ「決して答えない。外交は大統領や行政府の権限であり、判事のものではない」と主張した。

 CNNテレビは、ルビオ氏が最近、エルサルバドルのブケレ大統領と男性に関して連絡を取ったと報じた。