米ミシガン州デトロイトのゼネラル・モーターズ本社に設置されたロゴ=2021年3月(ロイター=共同)

 【ニューヨーク共同】米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)は1日、2025年の新たな通期業績予想を発表した。トランプ米政権の関税政策の影響で、40億〜50億ドル(約5800億〜7300億円)の追加費用を見込むと説明。純利益予想は従来の112億〜125億ドルから82億〜101億ドルに引き下げた。

 GMのメアリー・バーラ最高経営責任者(CEO)はこの日、株主への書簡で「米政権と貿易相手国との議論が進行中で、今後の見通しに影響を与える可能性がある」と指摘。米国の関税政策を巡り「米政権と対話を継続していく」とも強調した。