【ワシントン共同】国際宇宙ステーション(ISS)に滞在中の大西卓哉飛行士が5日、米テキサス州の小中学生らの質問に答えた。「宇宙で見た予想外に美しいもの」を問われて「ISSそのもの」と応じた。
宇宙船の打ち上げ後、真っ暗な宇宙を巡航し、ISSに近づいた時に輝いて見えたといい「その光景は本当に非現実的で、あの瞬間は決して忘れることはできない」と述べた。
3Dプリンターに関する質問もあり、10年ほど前からISSで技術確認していると紹介。「われわれの貨物供給量は非常に限られており、さまざまな道具やハードウエアをその場で製造できることが極めて重要になる」と答えた。
質問は事前に地上で録画された。