コンクラーベの会場となるバチカンのシスティーナ礼拝堂=6日(バチカンメディア提供・共同)

 【ローマ共同】先月死去したローマ教皇フランシスコの後継者を決める選挙(コンクラーベ)が7日に始まるのを前に、投票に参加する枢機卿らは6日、最後の全体会議を開いた。会議の終了後、バチカンの宿泊施設に順次移動。外部から隔離された環境で新教皇選出に向けた手続きを進める。

 ANSA通信によると、バチカン市国の行政当局は会場となるシスティーナ礼拝堂周辺で、7日午後から携帯電話の電波を遮断すると発表。新教皇の選出後に復旧するとしている。

 コンクラーベには80歳未満の枢機卿133人が参加する。