飲食店を活用した子ども食堂「お店のこども食堂プロジェクト」が新たな取り組みとして推進

2025年5月15日
株式会社イノベーションホールディングス

株式会社イノベーションホールディングス(本社:東京都新宿区、代表取締役:原康雄)は、社会貢献活動として、取引先の飲食店において子ども食堂を開催する「お店のこども食堂プロジェクト」の新たな取り組みとして、外食体験が少ない児童養護施設で暮らす子どもたちなどを継続的に飲食店へ招待する「みせしょくパーティー」の取り組みを、東京23区内に拡大していきます。

当社グループは、事業用不動産領域における企業価値の最大化を目指し、店舗転貸借事業、不動産売買事業、家賃保証事業を展開しております。東京を中心とした1都3県で展開している店舗転貸借事業では、創業21年の現時点での総物件数は2,700件を超えております。この件数は、大規模にチェーン展開している大手飲食企業の国内店舗数を上回る規模で、更に年間500件近くもの飲食店が当社物件において新規オープンしており、今後も物件数は増加していく見込みです。
「お店のこども食堂プロジェクト」は、一般的に子ども食堂を運営していくにあたり生じる食材の調達や場所の確保、開催準備の手間等の課題を、このビジネスインフラを最大限活用することで解決する新たな社会貢献活動で、また食材費等の費用を当社が拠出することで、取引先の飲食店において子ども食堂を開催してもらうという仕組みになっています。

この度、本格的に活動を開始する「みせしょくパーティー」は、子どもたちに外食を楽しんで欲しいという想いから、より直接的に子どもたちへリーチできないかと昨年から考えていた取り組みで、都内いくつかの児童養護施設を訪問して意見交換を重ねてきました。
児童養護施設の子どもたちは、4~6人程度のグループに分かれてユニットごとに生活していることが多く、中には施設内だけでなく、一軒家の家庭的な環境で生活している子どもたちもいます。この結びつきの強いユニット単位で子供たちを、当社と取引のあるこの活動に共感頂いた飲食店に招待し、外食の楽しさを感じてもらうというのがこの取り組みの趣旨です。

この取り組みは、これまでに東京都内にある2つの児童養護施設に暮らす子どもたちを、それぞれの施設にほど近い2つの飲食店へ継続的に招待しています。招待制にすることで、子どもたちも気兼ねなくお店に行くことができ、外食体験が少ない子どもたちに対して確実に届けられる取り組みであること、また、飲食店としても、一般のお客さんが予約して来店する場合とほぼ変わらない対応であることや、来店した子どもたちとも交流がしやすいこと、カウンターのみなど小規模な店舗でも実施が可能であることなど、活動を継続しやすい取り組みとなっています。

現在、東京都内だけでも約60箇所の児童養護施設があり、3,200人ほどの子どもたちが生活しているといわれています。お店と児童養護施設が直接的にやり取りすることにハードルがあったとしても、私たちが間に立って双方を丁寧につないでいくことで、このような機会を増やしていくことによって「東京の飲食店を子どもたちの食堂」にすることを目指しています。

当社グループが、強みを生かして発展をすることで、母数となる飲食店を増やすことができ、また、より密接に地域や施設などとつながることで社会の課題に継続的に取り組むことができます。今後も当社グループの強みを最大限に生かしたこの「お店のこども食堂プロジェクト」の活動を推進して参ります。

【お店のこども食堂の活動理念】
飲食店の個性あふれる地域貢献への想いを結実させ、子供たちがお店にいけば、いつでもおなかと心を満たせる社会を創造します。

■株式会社イノベーションホールディングス
所在地  :東京都新宿区新宿4-1-6 JR新宿ミライナタワー11階
代表者  :代表取締役 原 康雄
資本金  :3億839万円
事業   :グループ会社の経営管理等
      (グループ事業は、店舗転貸借事業、不動産売買事業、家賃保証事業)
証券コード:3484(東証プライム市場)
URL   :https://www.ihd.co.jp/

■CSR活動(お店のこども食堂)
https://www.ihd.co.jp/wp/csr