観覧会場を入念に視察する参加者=大垣市東町、揖斐川河畔

 7月26日に開催される第69回大垣花火大会(岐阜新聞社、岐阜放送主催、大垣市、大垣観光協会後援)の安全対策会議と現地視察が15日、同市小野の市情報工房などであり、関係機関の担当者らが安全な大会に向けて意見交換し、会場となる揖斐川河畔を確認した。

 大会は午後7時30分に開幕。「戦後から未来へつなぐ花火ショー」をテーマに戦前や戦後の花火を盛り込んだプログラムを計画する。1尺(10号)玉、全幅約300メートルのミュージックスターマインを織り交ぜ、平和への願いや未来への希望を託した花火を打ち上げる。

 会議には大垣署、大垣消防組合消防本部、大垣市、安八郡安八町、大垣観光協会、JR大垣駅、樽見鉄道、名阪近鉄バス、三柏、ダイヤモンド警備、高木煙火の担当者と主催者を合わせ29人が出席。昨年の課題を踏まえ、安全な大会運営と快適な花火観覧の実現に向けた警備体制や事前準備について意見を交わした。

 その後、揖斐川河畔に移動し、観覧スペースや打ち上げ場所を入念に視察した。