西日本新聞社(福岡市)と長崎新聞社(長崎市)は新聞製作システムの共同利用に合意したと17日付朝刊でそれぞれ公表した。16日に福岡市で覚書を締結した。

 共同利用するのは、記事や写真、見出しなどを紙面上にレイアウトするシステム。西日本新聞社が富士通と構築し、長崎新聞社は遠隔操作で利用する。システムが稼働する2026年から6年間、西日本新聞社が長崎新聞社から利用料を受け取る仕組みで、他の複数の新聞社にも参加を呼びかけているという。

 両社の新聞製作システムはそれぞれ19年から稼働しており、26年ごろに更新時期を迎える。