【カンヌ共同】世界三大映画祭の一つ、カンヌ国際映画祭が開催中のフランス南部カンヌと周辺地域で24日、大規模な停電が発生した。16万世帯に影響が及び、映画祭の一部会場で映画の上映が中断した。変電所への放火などが原因とみられる。地元メディアが伝えた。
24日未明に変電所が放火されて電力網に重大な障害が発生し、同日午前に鉄塔が破壊され広範囲で電力が遮断された。
13日開幕したカンヌ映画祭は24日夜(日本時間25日未明)に閉幕。映画祭事務局は停電が仮に復旧しない場合でも非常用電源を用いて通常通り閉幕式を執り行うとしている。