第78回カンヌ国際映画祭の授賞式で、最高賞パルムドールのトロフィーを掲げ、笑顔を見せるジャファル・パナヒ監督=24日、フランス・カンヌ(ゲッティ=共同)
 カンヌ国際映画祭のレッドカーペットに登場し、手を振る「ルノワール」の早川千絵監督(左から3人目)と出演者ら=17日、フランス・カンヌ(ゲッティ=共同)

 【カンヌ共同】第78回カンヌ国際映画祭の授賞式が24日夜(日本時間25日未明)、フランスのカンヌで開かれ、コンペティション部門の最高賞パルムドールにイランのジャファル・パナヒ監督の「シンプル・アクシデント」が輝いた。早川千絵監督の「ルノワール」は受賞しなかった。

 「シンプル―」は、ある男性が小さなトラブルから大騒動に巻き込まれていく悲劇を描く。

 国際批評家連盟賞には映画祭と並行開催の「批評家週間」で上映された、フランスを拠点に活動する瀬戸桃子監督のアニメ「ダンデライオンズ・オデッセイ」が選ばれた。