政府が随意契約で大手小売業者に直接売り渡す備蓄米を巡り、販売先の店舗で品不足が続いている。随意契約で放出された備蓄米は十分に出回っておらず、各地の店頭販売では即日売り切れが続出。政府は店頭に並ぶまでのスピードを重視し、集荷業者や卸売業者を流通ルートから外したが、買い受けた小売業者には精米設備がなく、精米設備を持つ卸売業者に精米を依頼して“逆流”する事態に。多くの卸売業者は精米設備を設けており、県内の卸売業者にも備蓄米の精米依頼が立て込んでいる。業者からは「こんなことなら最初から卸売業者が関わる仕組みにすべき」といった恨み節が漏れる。...