「地元チームを継続して支援することがスポンサーの責務」と話すインフォファームの辻博文社長=岐阜市柳津町流通センター、同社

 サッカーJ3FC岐阜のホーム開幕戦が19日、岐阜市長良福光の長良川競技場で行われる。J3で3年目のシーズンを迎えるチームは、日本代表経験選手などの大型補強を敢行。全国のサッカーファンの注目を浴びるシーズンとなり、サポーターだけでなく、スポンサーの立場でクラブを支援する企業も、ホーム開幕戦での快勝、そして「今年こそJ2昇格を」と願っている。

 FC岐阜によると、スポンサー企業数は、コロナ禍とJ3での戦いが続く中でも増加している。昨季終了時点のスポンサーは、過去最多の272社だった。シーズン開幕時点のスポンサー数を比べると、今季は昨季よりも20社ほど多い約280社。シーズン終了までに300社以上のスポンサー確保を狙う。

 FC岐阜の営業担当者は「言うまでもなくJ2昇格がサポーター、スポンサー共通の思いだ」と強調。その上で、必死に戦う姿勢も求められているといい「FC岐阜がコロナ禍の世の中を明るくする存在として、期待されている」と話す。

 スポンサーからは、さまざまな思いがチームに寄せられる。県サッカー協会会長を務めるインフォファーム(岐阜市柳津町流通センター)の辻博文社長は「J2、J3関係なく、地元チームを継続して支援することがスポンサーの責務」と言い切る。さらに地域貢献への効果にも触れ「試合で勝つことも大切だが、有名選手と子どもたちが交流する機会があると、さらに地域や県内サッカー界が盛り上がる」と訴える。

 ユニホームサプライヤーの三敬(同市茜部大川)の園部泰敏社長は、昨季のホーム戦はほぼ全て会場で観戦した。「FC岐阜が多くのメディアに取り上げられることで、岐阜愛を込めてデザインしたユニホームが注目され、岐阜のアパレル業界全体の評価につながれば」と期待する。今季はアウェーを含めて多くの試合を見に行くといい「お客さんがスタジアムに行きたいと思えるような試合をしてほしい」と話す。

 FC岐阜後援会長の櫻井宏JA岐阜中央会会長は「J2昇格後も十分に戦っていけるチームづくりをしている」と、選手層の厚さやコーチ陣の顔ぶれを評価。「昨季以上にクラブを後押しするべく、後援会員を増やし、県内JAグループを挙げた支援を行う」と強力なバックアップを誓う。