「AI-Order Foresight」の導入で発注作業時間を約50%削減

いなげや全130店舗で
小売業向けAI需要予測による自動発注稼働開始
~「AI-Order Foresight」の導入で発注作業時間を約50%削減~

BIPROGYは、株式会社いなげや(以下 いなげや)が運営する全店舗にAI需要予測による発注自動化サービス「AI-Order Foresight」を提供し、稼働を開始しました。
「AI-Order Foresight」は、販売実績や気象情報、特売企画情報などの各種データを活用してAIで需要を予測し、店舗での日々の商品発注数を自動算出するサービスです。一般的な予測型の自動発注サービスでは、担当者が気象情報などの説明変数をこまめに修正する必要がありますが、「AI-Order Foresight」では、AIが自動で調整を行うため、発注担当者の業務負荷を大幅に軽減することができます。実際に同社では本サービスの稼働により、今回利用開始した日配部門の発注作業時間を稼働前に比べ約50%削減に成功しました。
今後BIPROGYは、本サービスの稼働を通じたAI需要予測データの蓄積と利活用で、発注時間のさらなる削減とより効率的な店舗運営の支援にも取り組んでいきます。

【背景】

原材料や人件費など各種コストの上昇や異業種間による競争激化により、スーパーマーケットの競争環境は年々厳しくなっています。また、スーパーマーケットでは人手不足も年々深刻化しています。そのため、店舗での顧客体験を向上させ、競合他社と差別化を図る必要がある一方で、人手不足により、魅力的な売り場作りや接客による販売が十分に行えない状況です。

いなげやでも、人手不足や発注業務の属人化を解消し、店舗サービスレベルを向上させることが課題となっていました。BIPROGYは、いなげや全130店舗で「AI-Order Foresight」を稼働させ、発注精度のばらつきを解消し、店舗の作業負担を軽減します。これにより、AI需要予測を活用した効率的な店舗運営実現を支援しています。

 

【「AI-Order Foresight」導入効果】

発注作業の効率化と精度向上で働き方改革を実現

「AI-Order Foresight」で算出された商品ごとの発注数量のうち、アラート商品(異常値)のみを

確認することで、作業の削減と精度の向上を実現

 

販売機会や廃棄ロスを削減

AIを活用した精度の高い発注が可能になり、販売機会ロス・欠品を削減

 

難易度が⾼い発注業務の自動化で人手不足に対応

作業負荷や難易度が⾼い業務をAIで自動化し、経験が少ない従業員でも精度の高い発注が可能

 

【今後の取り組み】

今後いなげやは、日配部門に加えて、「AI-Order Foresight」を生鮮食品など他のカテゴリーにも適用する予定です。BIPROGYは「AI-Order Foresight」を通じて、従業員が働きやすい環境構築を進めるとともに、業務負荷軽減によって生まれた時間を活用し、店舗サービスレベルの向上を引き続き支援していきます。

 

以 上

 

関連リンク

小売業向け AI 自動発注「AI-Order Foresight」

https://www.biprogy.com/solution/service/aiorder.html

 


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