昨年11月に岐阜市内で乗用車と軽乗用車が衝突し3人が死傷した事故で、岐阜区検は13日、軽乗用車の後部座席に乗っていた理学療法士の男性=当時(40)=を死亡させたなどとして、自動車運転処罰法違反(過失運転致死傷)の罪で、乗用車を運転していた玉田和浩県議(81)=9期目、岐阜市選挙区=を略式起訴した。
玉田県議は昨年11月9日午後5時10分ごろ、岐阜市下奈良の交差点で軽乗用車と出合い頭に衝突し、軽乗用車の後部座席に乗っていた男性を死亡させたほか、運転していた妻(41)と助手席の長男(6)に軽傷を負わせた疑いで、今年2月に書類送検されていた。
玉田県議は岐阜新聞の取材に「辞職はせずに議員を続けていく」と話した。
岐阜区検は、軽乗用車を運転する妻も同法違反(過失運転致死傷)の罪で略式起訴した。