農産物流通のコンサルティング業務を手がけるシフラ(東京都江東区)は14日、農家の生産技術強化とブランド化を支援するために一般社団法人「農業デザイン研究所」を設立したと明らかにした。大手スーパーで実績のある食品ブランド「顔が見える野菜。」の開発・運営で培ったノウハウを生かし、相談窓口を設けて販路開拓などを後押しする。
シフラの「顔が見える」ブランドは畑ごとに管理する独自の安全基準を設け、これに合格した生産者の名前や似顔絵を野菜の包装に付けて販売している。2002年にイトーヨーカ堂が採用、ほかの小売りにも拡大している。