旧ジャニーズ事務所(SMILE―UP.、スマイルアップ)の性加害問題を巡り、元ジャニーズJr.の40代男性が、故ジャニー喜多川氏からの性被害への補償を請求できる地位にあることの確認などを求めた訴訟の第1回口頭弁論が17日、東京地裁で開かれ、スマイル社は争う姿勢を示した。弁論後に記者会見した男性は「性被害があったことを認めてほしい」と訴えた。
男性はジャニーズJr.として活動していた1993年に喜多川氏から性被害を受けたと主張している。スマイル社側は男性が在籍していたことが確認できないとして、請求を退けるよう求める答弁書を提出したという。