小学校ごとの児童数の推移から、地域事情や子育て世代の住宅志向を読み解く企画「児童数の増えている小学校はここだ!」、第7弾は羽島市です。岐阜県内で唯一、新幹線が止まり、名古屋まで最速で行ける市には、児童数が激増した学校がありました。(岐阜新聞デジタル独自記事です)

 参考にしたのは、岐阜県が毎年公表している5月1日時点の公立小学校の児童数です。最新は2024年度で、公表データの中で最も古い05年度から20年間の数値をグラフ化しました。

 羽島市内9小学校(義務教育学校を含む)の2024年度の総児童数は3399人。05年度の4241人から842人、割合にして20%減少しています。ここにも、少子化の波が...