女子70キロ級決勝 クロアチア選手(左)と対戦する田中志歩。初優勝を果たした=ブダペスト(共同)
 男子90キロ級2回戦 ウズベキスタン選手(右)と対戦する村尾三四郎=ブダペスト(共同)

 【ブダペスト共同】柔道の世界選手権第5日は17日、ブダペストで男女計2階級が行われ、女子70キロ級で26歳の田中志歩(JR東日本)が初優勝を果たした。準々決勝はパリ五輪銀メダルのミリアム・ブトケライト(ドイツ)、決勝はクロアチア選手を破った。日本勢2大会ぶりの制覇。

 男子90キロ級でパリ五輪銀メダルの村尾三四郎(JESエレベーター)、昨年覇者の田嶋剛希(パーク24)が決勝で対決。

 初制覇を狙う村尾は準々決勝でパリ五輪3位のマキシムガエル・ヌゲアプアンブ(フランス)、準決勝は一昨年覇者のルカ・マイスラゼ(ジョージア)に一本勝ち。