シンクタンクのスマートニュースメディア研究所は26日、大量に出回るニュースを避けようとする傾向の実態を探った調査結果を公表した。回答者約2100人のうち、あえてニュースを避けることが「頻繁に」「時々」ある人が計18%に上り、研究所は「ニュース回避傾向」があると分析した。暗い気持ちになるとの理由が目立った。
避けたい理由を複数回答で尋ねると「気持ちが暗くなる」が60・8%で最多。他に「センセーショナルな見出しが多すぎる」が26・6%、「事件・犯罪のニュースが多すぎる」が24・6%などだった。避けたいジャンルでは有名人のゴシップを含む芸能、戦争・紛争が多く挙げられた。