北海道大樹町の民間宇宙港「北海道スペースポート」を運営するSPACE COTAN(スペースコタン)は26日、台湾の宇宙技術開発企業の日本法人「jtSPACE」(北海道石狩市)が開発したロケットを7月6日に打ち上げると発表した。国内で海外資本のロケットを打ち上げるのは初めてという。

 スペースコタンによると、打ち上げるロケット「VP01」は全長12メートル、直径0・6メートル、重さ1・4トンで、高度100キロ以上の宇宙空間に到達させて性能を確認する。宇宙輸送事業の実現に向け、さらに大型のロケットの開発に役立てる狙いがある。