東京・国立競技場に設置された陸上世界選手権公式マスコットの「りくワン」銅像=1日

 9月に東京で開催される陸上世界選手権の公式マスコット「りくワン」の銅像が1日、競技会場となる国立競技場に設置された。除幕イベントには東京・瑞穂第一小学校の児童らが出席。6年の川嶋優太さんは「世界陸上がもっと楽しみになった。楽しみな競技は北口榛花選手(JAL)の女子やり投げで、70メートルを投げるところを見てみたい」と笑顔で話した。

 「りくワン」は陸上の「りく」と、1位、1秒やスタジアムが「一体」となる、犬の鳴き声に通じる「ワン」を由来に命名された。大会終了までは競技場を背景に撮影が可能。「東京2025世界陸上財団」の武市敬事務総長は「ぜひ『バズって』いただけたら」と期待を込めた。