ブルース・リーのファンクラブ「李小龍会」が運営する展示販売施設で写真を撮るファン=6月30日、香港(共同)

 【香港共同】カンフー映画の世界的スター、ブルース・リー(中国名・李小龍)のファンクラブが香港で運営する展示販売施設が1日、最終日を迎えた。資金難が原因で、ファンらは「いつでも来て思い出に浸れる場所がなくなり寂しい」と名残惜しそうにしていた。

 同施設はビルの一室にある。ファンクラブ「李小龍会」が世界中のファンが集える場所をつくりたいとの思いから2000年に別の場所で開設、中断を経て19年に現在のビルで再開した。

 19年の反香港政府デモや、新型コロナウイルス流行などの影響を受け、毎日ファンに開放することが難しくなり、予約制で一般開放していた。