ニューヨーク証券取引所(AP=共同)

 【ニューヨーク共同】1日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は4営業日続伸し、前日比400・17ドル高の4万4494・94ドルで取引を終えた。トランプ米政権の看板政策である所得税減税などを盛り込んだ法案が、米議会上院を通過したことを好感した買い注文が優勢だった。

 減税などが米経済を刺激するとの楽観的な見方が投資家に広がった。早期の米追加利下げへの期待も相場を支えた。

 ハイテク株主体のナスダック総合指数は7営業日ぶりに反落し、166・84ポイント安の2万0202・89だった。