【ソウル共同】韓国のソウル中央地裁は7日、尹錫悦前大統領の「非常戒厳」宣言を捜査する特別検察官が請求した尹氏の逮捕状発付の是非を、9日午後(日本時間同)から審査すると明らかにした。審査は9日夜か10日未明に及ぶ可能性がある。聯合ニュースによると尹氏本人が出席する見込み。
特別検察官は6月28日と今月5日に尹氏を出頭させて取り調べ、6日に特殊公務執行妨害などの疑いで逮捕状を請求した。内乱首謀容疑での自身への拘束令状執行を大統領警護庁に妨害させた疑いなどが持たれている。
尹氏は1月に内乱首謀容疑で逮捕されたが3月に釈放。内乱首謀罪での公判は在宅の状態で続いている。