自民党の萩生田光一元政調会長は7日、石川県加賀市の党会合で石破政権に重ねて苦言を呈した。「今の政権の政策だけに頼っていては国民の支持を得られない」と述べた。6月27日配信のメールマガジンでも、物価高対策としての現金給付に関し「評判が悪く、かえって自民の経済政策のなさを露呈した結果となった」と書き込んでいた。
萩生田氏は会合で、党の派閥裏金事件で旧安倍派議員が処分を受けたことなどを念頭に「一連の問題で1〜2年間、下を向いて仕事をしてきた。そろそろ前を向いて立ち上がらなくてはいけない」とも語った。