発達する熱帯低気圧に関する情報 第04の03号

 2025年7月12日午前4時15分

 気象庁 発表

 

 熱帯低気圧が今後24時間以内に台風に発達する見込みです。

 

 【本文】

 12日3時の観測によると、熱帯低気圧が小笠原近海の北緯25度10分、東経140度00分にあって、ほとんど停滞しています。中心の気圧は1002ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は15メートル、最大瞬間風速は23メートルとなっています。

 熱帯低気圧は今後24時間以内に台風となる見込みで、その中心は、24時間後の13日3時には父島の南西約110キロの北緯26度25分、東経141度25分を中心とする半径130キロの円内に達する見込みです。中心の気圧は1000ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートルが予想されます。

 台風の中心は、48時間後の14日3時には八丈島の南東約190キロの北緯31度55分、東経141度20分を中心とする半径200キロの円内に達する見込みです。中心の気圧は996ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は20メートル、最大瞬間風速は30メートルが予想されます。

 72時間後の15日3時には日本の東の北緯41度30分、東経142度30分を中心とする半径260キロの円内に達する見込みです。中心の気圧は990ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は23メートル、最大瞬間風速は35メートルが予想されます。

 なお、熱帯低気圧や台風の中心が予報円に入る確率は70%です。

 今後の情報にご注意ください。