下呂署

 岐阜県警下呂署は11日、下呂市内の70代のパート女性が、交流サイト(SNS)を通して投資話を持ちかけられ、現金1630万円をだまし取られたと発表した。SNS型投資詐欺として調べている。

 署によると、女性は今年4月ごろ、携帯電話で「優良株を教えます」という広告を見つけてアクセスし、SNSアプリのアカウントに招待された。その後、アカウントの相手から指示を受けて、6月11日から今月3日にかけて、株の購入資金として指定された口座に計7回にわたり送金した。指定口座は毎回違う口座だったという。

 女性が10日、8回目の送金をしようと金融機関を訪れたところ、不審に思った窓口の職員に止められ、市内の交番に相談して被害が分かった。