関西を中心とした1府6県の病院を拠点とする8機のドクターヘリが、7〜8月の一定期間運航できない状態にあることが14日分かった。運用する関西広域連合によると、委託会社の整備士不足が理由で、救命活動への影響が懸念される。
関西広域連合によると、運航を全面的に委託する学校法人ヒラタ学園(堺市)から9日、「整備士が確保できず、7月から8月にかけて一時的に運航できなくなる」と連絡があった。
関西広域連合広域医療局の担当者は「市民や医療スタッフの信頼を損なう重大な事態だ。ヒラタ学園には運航継続を求めていく」と話した。