15日午前7時半ごろ、宮崎空港(宮崎市)で、全日空の地上係員が保安検査を受けずに、立ち入り制限区域に入った。国土交通省宮崎空港事務所や航空各社によると、安全確認を実施したため、宮崎空港を発着する20便以上に遅れや欠航が出た。滑走路は閉鎖しなかった。

 空港事務所によると、既に保安検査場を通過した搭乗客は一度退出させ、再検査した。全日空は「多大なるご迷惑をおかけし、心よりおわび申し上げる」と謝罪した。