ボクシングのトリプル世界戦(横浜BUNTAI)の前日計量が29日、横浜市内で行われ、世界フライ級2団体統一王者の寺地拳四朗(BMB)ら出場6選手が1回でクリアした。寺地はリミットより200グラム軽い50・6キロで「計量が終わって、ハッピーやなという感じ。うまく調整できた」と笑顔で話した。挑戦者のリカルド・サンドバル(米国)は50・7キロ。
世界ボクシング協会(WBA)バンタム級タイトルマッチで挑戦者の比嘉大吾(志成)はリミットを100グラム下回る53・4キロ、王者アントニオ・バルガス(米国)は53・1キロだった。比嘉は「やっぱり世界チャンピオンになりたい」と意欲を燃やした。